風邪や気管支炎、肺炎にかかって咳が出るのは、体内に侵入したウイルスやばい菌を外に出して早く治そうとする生体防御反応です。そのため、咳を止めようとするのは良くありません。病状の回復とともに咳は自然におさまってきます。一方、感染症ではなく、痰を伴わない咳のこともあります。そのような場合は咳止めを内服してもかまいませんが、原因に合った治療が必要です。咳が長引く場合には当院に御相談下さい。
□ 肺癌
□ 感染症(結核、肺炎、副鼻腔炎(蓄膿症)、マイコプラズマ、クラミジア、百日咳など)
□ アレルギー疾患(喘息、アトピー咳嗽、アレルギー性鼻炎、喉頭アレルギーなど)
□ 慢性呼吸器疾患(COPD、気管支拡張症、間質性肺炎など)
□ 感染後咳嗽
□ 逆流性食道炎
□ 薬の副作用 など